E=mc^2 世界一有名な方程式の「伝記」

作成日時 2011/01/07 16:39:46 タグ , , , , , ,

[ 文庫 ] E=mc2――世界一有名な方程式の「伝記」 (ハヤカワ文庫NF―数理を愉しむシリーズ)
著者/訳者:ディヴィッド・ボダニス David Bodanis 池内 了(解説)
出版社:早川書房( 2010-09-22 )
定価: ¥ 924 ( 在庫あり。 )

 女優のキャメロン・ディアスさんが意味を知りたいこととして「E=mc^2」をあげていたことから話はスタートする。このたった3つの物理量と2つの数学記号で表されただけの公式について、その重要性を理解している人は多いが、その意味まで理解している人は少ない。実際、オイラもこの公式のお陰で原子力発電所やGPSなどが実現していることは知っているが、何でエネルギーを求めるのに光速を二乗するのだろう?などの疑問はずっと持っていた。
 この本では、まず、E(Energy)、m(mass:質量)、c(celeritas:光速)、^2(二乗)それぞれの要素について深く関わる科学者たちや、これらを結びつけたアインシュタイン、その後の原爆開発競争に奔走する人々の逸話を通して、理論的と言うよりも伝記的に紹介している。特に、小学校しが出ていないファラデーと天才数学者であるマックスウェルとの親交や、徴税官でもあったラボアジェ、フランス貴婦人エミリー、ナチス占領下のノルウェー重水工場破壊工作あたりのエピソードは印象に残ったね。
 
 とりあえず本を読むのは面倒という人は、この本が原作の動画↓を見るのも良いかも。

 動画は全部で4本あるため2時間くらいかかるけど面白い。ちなみに本の方では、アインシュタインのその他の業績や登場する科学者たちのその後、80ページに及ぶ詳細な脚注?などもあるのでより面白いと思うよ。

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